山口智子主演の90年代トレンディドラマの代表作！主題歌にはマライア・キャリーが歌う「恋人たちのクリスマス」が起用され、こちらも大ヒットを記録！アパレル会社で働く典子（山口智子）は、29歳の誕生日の朝、鏡を見て額の上に10円玉ぐらいのハゲがあるのを見つけた。ストレスからきた円形脱毛症らしい。出勤の途中には、階段でハイヒールのカカトが折れ、会議に遅れた。会議では、典子が提案した新しいブランドの製造中止が発表され、パリコレに派遣されるはずだった典子に代わって、後輩が出張することになった。その上、典子はビアレストランへの出向を命じられた。さらに、恋人の久保田（神保悟志）にもふられ、誕生日なのに最悪な出来事ばかり。典子は雨に濡れながら報道カメラマンをする友人の彩（松下由樹）の部屋に行く。そこには2人の共通の男友達・賢（柳葉敏郎）がいた。典子は2人にグチをこぼす。しかし、彩も賢もそれぞれの悩みを胸に抱えていた。それでも楽しそうにふるまう3人だった。ある日、典子が以前別れた男の結婚式に、3人揃って出席する事になる。典子は、式場で一人の男に興味を持った。木佐（仲村トオル）だ。この木佐が、キャンドルサービスでテーブルにやってきた新郎を突然殴ったのだった−−。