「キング・オブ・ゴルフ」アーノルド・パーマーの名を冠し、選ばれた120名のみが出場できる招待大会。シグニチャーイベントとして開催され、賞金総額2,000万ドルのビッグトーナメント。毎年松山英樹も出場しているこの大会の舞台はベイヒルクラブ＆ロッジ。パーマーが冬の拠点として滞在したコースで、1961年ディック・ウィルソン設計で設立され、その後1974年から2016年までパーマー所有のプライベートコースとなっていた。2015年から芝の種類を変え、転がりが良い高速グリーンとなっている。昨年はスコッティ・シェフラーが圧勝。最終日、首位タイからスタートしたシェフラーは、幸先よく1番ホールをバーディとすると、安定したゴルフで着実にスコアを伸ばしていく。終わってみれば、ノーボギーでこの日のベストスコアとなる「66」をマークしたシェフラーが後続に5打差をつける圧勝でシーズン初勝利。2022年に続く大会2勝目を挙げた。