若年層を中心に圧倒的な人気を誇るスノーボード。2024年9月に開幕し3月までの約7カ月間、世界を転戦するワールドカップは冬季五輪、世界選手権、Winter X Gamesに並ぶ重要な大会。世界トップレベルの実力を持つSNOW JAPAN。今シーズンもパーク系種目では、12月23日時点での全大会で日本勢が優勝している。ハーフパイプ・カッパーマウンテン大会では、北京五輪金メダリストの平野歩夢が大技を決め、自身通算7勝目となる優勝を果たした。更に開幕戦を制した戸塚優斗と平野流佳が続き、日本勢が表彰台を独占した。女子では15歳の清水さらが、ワールドカップ2度目の参戦で初優勝を飾るなど若手の台頭も著しい。ワールドカップの成績が、ミラノ・コルティナ五輪の代表選考に関わってくる重要な今シーズン。SNOW JAPAN勢の華麗なるトリックから目が離せない。