2年に1度行われる米国選抜と世界選抜による対抗戦。同様に隔年で開催される「ライダーカップ」は出場選手が米国と欧州の選手に限定された大会であることから、ゴルファーの国際化に伴って、欧州以外の国籍を持つ選手たちも戦える団体戦として1994年から始まった。これまでの戦績では、全14戦で米国選抜の12勝に対して、世界選抜はわずかに1勝。米国選抜に大きく水をあけられている世界選抜の一員として、松山英樹が6大会連続出場予定。チームメイトには、韓国のイム・ソンジェやトム・キム、オーストラリアのジェイソン・デイやアダム・スコットなどのメンバーが集結。対する米国選抜も、世界ランキング１位を独走するスコッティー・シェフラーを筆頭に、全英オープン王者のザンダー・シャウフェレやコリン・モリカワ、ウィンダム・クラークなど強豪揃いだ。世界選抜の筆頭としてエースとして、松山英樹にはチームを牽引する活躍を期待したい。